アクティブリスニング

部下が相談しやすくなるには

「どうすれば部下がもっと相談しやすくなるだろうか。

 

オープンにしているつもりなのに、中々相談してくれないのだが」と
感じておられる社長への助言としては、次の通り。

 

社長や経営チームのメンバーがアクティブリスニングを徹底すれば
社員の活気や社内のコミュニケーションは驚くほど向上する

 

何かあったらすぐ話してほしい、と伝える程度では、
心を閉ざした部下は上司に深いレベルの相談はしてくれない。

 

以前頑張って相談して、心ない上司に理解のまったくないことを
言われたなど、いやな目にあった部下も多い

 

まず、部下の努力を認め、ちょっとしたことでもほめ、ねぎらってあげること。

 

そういう接し方は、ほとんどの上司があまりしていなかったはず

 

ところが、現実をみると、「問題点が山のようにあるのに、
一々ほめてばかりは、いられない」という気持ちにもなる。

 

ただ、その場合も、上司からの詰問、追及、糾弾ではなく、
小さくても良い点をほめ、努力を認めた上で、
どうすればうまくできるかというコーチングをする方がはるかに効果的

 

「これはちょっと問題だったね。でも、○○するともっとうまくできるよ」、

 

「次からはこうしてみたら? きっとうまくいくよ」という言い方になる

 

また、本当に厳しい内容でも、やる気を失わないよう、前向きに伝えることは十分可能。

 

そうすれば、部下は甘えるのではなく、自分の課題と現実の力を知り、
かつやる気をもって(絶望せずに)業務に取り組むことができる

 

以上のような状況、接し方が日常となると、
部下は閉ざした心を開き始め、上司に少し話をし始める

 

その時が肝心で、部下の話に相槌を打ちながら、関心を持って聞いてあげると
(これが結構むずかしい。多くの場合、部下の話がもたもたしていることが多く、
よほど心の余裕がないといらいらしがち)、

 

上司への安心感、信頼感が少しずつ高まっていく。

 

きちんと聞いてあげ、継続して本人の努力・成果を認めていると、ようやく相談し始める

 

このように部下に接し、ぜひ効果を体感していただきたい。

 

中間管理職がいる場合は、その方にも同様の姿勢を要求する。

 

組織全体で大きな変化を感じられるのは間違いない